覚悟と責任
天と地の狭間で揺れ動く
小さな灯火
女神が彷徨い...
女神が涙をこらえ...
そして、微笑んだ
消されるはずだった
小さな天使たちは
虹の橋の少し前で
女神に抱かれた
この地上に舞い戻り
新たな命を宿し輝かせる
女神たちに祝杯を
天使たちにこの上ない愛を
殺処分という人間の傲慢さ故の
罪なき処刑
ひとつひとつ
一歩ずつ
光り重ねて…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
殺処分を逃れられるのは ほんのひと握り。
センターボランティアは、命の選択を余儀なくされます。
それがどんなに苦しくて、情けないことかご理解頂けるでしょうか…
キャパオーバー、資金難
いろいろな現実問題を抱えています。
泣きながら「一緒に帰ろう」と言える子
泣きながら「ごめんね」と言う子
苦しい思いが交錯するんです。
いつまでこんな思いをしなければならないのか!
どうか、命を迎えたなら最期を見守ってあげてください。
どうか、命をプレゼントやノリで迎えないでください。
迎えたならその子の性格を見てください。
その子の育ってきた環境を想像してください。
あなたのマナーも見直してください。
余所様の門扉に排泄させていませんか?
飼えなくなった時の預け先を決めてください。
病気もします。
声も出します。
当たり前じゃないですか!
生きているのだから。
そして…
本当にどうしようもなくなったら
安易に保健所を思い出さないでください。
持ち込んだのなら 自分でボタンを押してください。
【処分された】生温かい身体を抱いてください。
それが【覚悟】です。
命に対する【責任】です。